数多くのヒット曲で知られる大御所演歌歌手、五木ひろしさん。日本人なら誰もが知る存在ですよね。しかし、その大物ぶりゆえに意外と素顔を知らない人も多いかもしれません。

五木ひろしさん、本名は松山数夫さん。幼少期は三重県鳥羽市で過ごし、幼い頃から歌手を夢見ていました。

1963年、中学卒業後にプロ歌手を目指して上京し、関西音楽学院に入学。その後、明治大学附属中野高等学校に編入し、歌手デビューのための修行に励みました。

転機となったのは1970年、オーディション番組『全日本歌謡選手権』に出場し、十週連続で勝ち残り、グランドチャンピオンに輝いたことです。これにより、レコード歌手として再デビューの権利を獲得し、五木ひろしとしての再デビューが決まりました。

デビューシングル『横浜たそがれ』は大ヒットを記録し、五木さんは一躍スターダムに駆け上がりました。

1981年、元女優の和由布子さんと結婚。二人は舞台での共演をきっかけに交際を始めました。五木さんが40歳の誕生日に婚約を発表し、結婚式は新高輪プリンスホテルで行われました。

バブル時代の豪華な結婚式で、千人もの客を招待し、豪華なウエディングケーキや高級料理が話題となりました。

二人の間には三人の子供がいます。長男の松山大輔さんは、ユニバーサルミュージックグループの香港支社で働いています。彼は新人歌手の発掘や育成に力を注いでいるそうです。

次男の松山一真さんは画家として活躍しており、イギリスの芸術大学を卒業し、個展を開くほどの才能を持っています。三女の松山伽菜子さんは青山学院大学を卒業後、芸能活動を始め、不定期でイベントなどに参加しています。

和由布子さんは、女優業を引退後、五木さんのマネジメント会社で代表を務め、夫を支える立場にあります。病気の噂もありますが、現在は健康で元気に活動しているようです。

五木ひろしさんは、70歳を超えても現役で活躍し続けています。その姿は、家族の支えがあってこそでしょう。これからも五木さんの歌声を楽しみにしています。