工藤公康と松中信彦。時代は違えど、共にソフトバンクで活躍した二人のスター。しかし、工藤監督が松中選手に対して下した対応は、驚くべきものでした。

松中氏は、1996年にダイエーに入団。2004年には三冠王を獲得するなど、打撃で大活躍しました。しかし、2006年に7年契約を結んだ後、怪我に悩まされ成績が低迷。2013年には代打起用を巡り監督と対立し、セレモニーボイコットという行動に出ました。

2015年、工藤氏が監督に就任。松中氏は一軍昇格を目指しましたが、工藤監督は彼を冷たく扱い、結局松中氏は自由契約を申し入れることに。退団後の会見で、松中氏は「体も元気だし、気力もある」と語りましたが、その後どの球団からも声がかからず、引退を発表しました。

工藤監督の厳しい対応により、松中氏は不本意な形でプロ野球人生を終えました。この背後には、選手時代の素行の悪さが影響していたと言われています。