2020年、ソフトバンク球団会長付き特別アドバイザーとして城島健司さんが15年ぶりにホークスに復帰。春季キャンプ初日に、城島さんは若い選手たちの前で「工藤さんにメチャクチャいじめられました」と語り、会場を驚かせた。
かつて城島さんがキャッチャーを務めていた時代、工藤公康投手との厳しい関係が続いていた。特に練習中や試合中、工藤投手は城島さんのミスを見逃さず、常に厳しい指導を行っていた。その結果、城島さんはキャッチャーとして大きく成長し、ホークスの日本一に貢献した。
今回の暴露では、工藤投手が若手キャッチャーの甲斐拓也選手にも同様の厳しさを示していることが明かされた。城島さんは「甲斐の気持ちはすごくよく分かる」と述べ、若手への指導が今でも変わらないことを示唆した。
城島さんの言葉に、甲斐選手は「いじめられていない」と否定したものの、その表情には驚きと共感が見て取れた。工藤投手の厳しさが選手たちの成長に寄与していることが改めて示された瞬間だった。